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「継続審議」になると「廃案」は不可能なのか?

「非実在青少年」に関する気になったネタをメモした その①

すでにご存知かとは思いますが再確認。
「継続審議」となったら「廃案」は不可能なのか?。
ちょっと前にメールでこのような質問をいただきました。
丁度同時期に、この件に関して「電話」で確認してくれた人がメールで情報をくれました。

転記開始。
昨夜にメールにて連絡させて頂いた件ですが、掲載したURL中にあった「廃案不可能」↓について不安になったので、共産党と民主党に電話して確認を取ってみました。

http://smatsu.air-nifty.com/lbyd/2010/03/mixi-0add.html (松浦晋也氏のブログ)
http://www28.atwiki.jp/erogekisei/pages/105.html (エロゲ規制問題wiki)

まず共産党の回答ですが、「継続審議=廃案不可能」という方程式は有り得ないとの事でした。
それどころか、こういう噂がある事について驚いている風でもありました。
余談ですがこの方、改正案の創作物規制に呆れ気味でしたね。
架空の人物に規制の網を被せる事自体に無理があるだろ…的な事言ってました。共産党は党単位で心強い存在ですね。

次に民主党ですが、この時応対して下さった方は「廃案」というのは「否決」という意味かと確認してきました。
その上で、あくまでシステム的な話としてですが「継続審議決定=否決不可能」というルールは存在しない、との事でした。
この方の仰った「廃案」が「提出されない」という意味なら、確かに「廃案不可能」という事になんでしょうが、それだったら別に悪報でも何でもないです。

よって、我々の勝利条件の一つである「今回の改正案を潰す」という事は別に不可能でも何でもないと思われます。

「北へ。の国から」さんの※欄で見かけた「審議未了廃案」という言葉↓について、少し気になったので調べてみました(今回も、都議会共産党の方に審議のシステム面の事でお世話になりました。多謝)。

>(以下、「石原は前からあんなですよ」※欄から引用)
>成立の可否は、単純に賛成の多寡で決まるわけでもありません。
>反対の声が多数届き、それを受けて野党側が論戦を挑んだ段階で、強行採決をしない限りは審議が続きます。
>勿論、与党単独(自公連立ですが)で過半数を制せて居ない以上、強行採決自体、今は使えません。
>あとは、都側の滅茶苦茶な答弁にツッコミを入れてくれる
>ちゃんとした議員さんがいれば、審議未了廃案
>(議論の末にこうなる事の意味は、「勉強して出直せ」です)に追い込めます。
(以上)

結論から言うと、これは「審議時間満了になっても可否が決まらない」、つまり時間切れですね。
こうなると審議延期の申し出が受理されない限り、そこで廃案だそうです。

現状で党単位の状況のみ見ると、自公が賛成、共産&一人会派が反対、民主&東京生活者ネットワーク(以下「生活」)は態度不明となっています。
この場合、自公は議席が過半数に達していないので強行採決が使えず、反対派から論戦が起きれば、(たとえ民主&生活から議席単位で3人以上賛成者が出ても)審議が続くとの事です。
この状況で反対派の都議がとことん論戦を引っ張れば、理論上は審議未了で廃案にできる事になります。
自公が継続審議を承諾したのも「審議未了廃案を恐れての事だろうな」と思っています。
強引に通せる自信があるのなら、承諾などせず、3/19に反対派の息の根を止めてしまえば良かったのですから。
結局、状況は「いかに民主・生活の都議を反対派に引き込めるか」に行き着きますね。
勿論、現地で奮戦して下さっている反対派の都議にもしっかり応援をして、論戦を挑んでもらえるように働きかける必要があると思われます。

長々と書きましたが、まあ現状やる事は変わらないですね。
審議未了廃案にしても、反対多数廃案にしても、必要になるのは反対派への応援&武器提供と、態度不明派へのロビーですから。

転記終了。

あくまで「可能性」の話で言うなら「廃案」は不可能ではないようです。
状況を考えると難しい気もするが・・・。
とりあえず「廃案」目標に動くのは良いかと思います。
あとは民主党が出すという「対案」を少しでもまともなモノにするべく動くのも良しです。

それにしても。
なんだか情報が錯綜してるようだ。
去年の児ポ法改悪の動きと似ている。
マスゴミが色々と煽りだしたときはロクな事にならない。

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コメント

No title

それはそうなんですが、知事には拒否権があるので油断は禁物では?
再議には、出席議員の三分の二以上の者の同意が必要である、とありますので。
票数的にはアウト(自公で半分近く持っている為)な感じもします。
一番いいのは審議未了廃案になるか(また蒸し返しそうではありますが)、民主がまともな対案を提出し可決するだと思います。

男女参画について

内閣府男女共同参画局の連中が、児童ポルノ法による単純所持及び表現規制をねじ込もうとしている件について、北へ。の国からのsnow-windさんが記事にされています。
気になった所を引用。
http://yukikaze.otaden.jp/e98638.html
〔引用開始〕
なお、担当大臣は表現の自由を重視する事で知られる福島みずほ議員であり、こんな内容の中間整理が出てくるのは、ちょっと驚きです。
ですが、これはむしろ良い方に考えましょう。実際に、福島議員が書いた本中間整理への文章を見てみましょう。
中間整理に寄せて(福島みずほ 内閣府特命担当大臣(男女共同参画))
http://www.gender.go.jp/danjo-kaigi/kihon/sanjikeikaku/chukanseiri/message.pdf
非常に短い文章ですので、すぐ見終わると思います。そこには、メディア規制など欠片も無く、雇用や労働、出産退職・M字曲線と言った、切実な経済問題の改善を願う文章が並んでいます。つまり、いつものパターンです。(なお、←のエントリーのあと、傍論だったはずの創作物規制が勧告紛れ込み、女性差別撤廃委員会への不信が跳ね上がる事になるのですが……)
〔引用終了〕

No title

>拒否権
 過去エントリの中で、このようなコメントがございました。
(以下、http://otakurevolution.blog17.fc2.com/blog-entry-822.html ※欄より)
>私も気になったので調べましたが、自治法の176条の条文では
>「条例の制定」または「改廃」の議決が
>拒否権の対象になりますが、条例案の否決は
>「制定」でも「改廃」でもないので
>拒否権の対象と解釈することはできないのではないかと思います。

>これを認めてしまうと、
>3分の1の少数者が知事と組めば何でも条例を制定できてしまう
>からです。

>実際の運用でも、否決は何も変えないということですから
>176条での「議決」と解さないようです。
>ですから否決された条例案は再議に付すことはできず、
>継続審議はそもそも議決ではないので知事には権限がありません。

>と、まあ調べた限りではこんな感じです。
>2010.03.19 Fri l つっちー
(以上、当方の判断で一部改行)
(つっちー様へ)
 このコメントが問題あるようでしたらご一報下さい。

山口弁護士は

【 全面修正案→可決→都知事拒否権行使→再議決に必要な2/3議席はないので、東京都案丸飲みに近い妥協案成立、というのは、困ります。何とか、廃案に持ち込みたいところです。 】と仰ってますね。

No title

こんばんは、いつも拝見しております。
早速ですが、9月に審議が持ち越しというのは
産経の捏造だったようです。
ソースは以下。
http://itomasaki.air-nifty.com/masaki/2010/04/pt-b086.html
情報の周知、拡散を御願いします。

No title

みなさまどうもです。
774さん。
捏造でしたか・・・。
何というか去年の児ポ法改悪案の時を思い出しますね。
マスゴミが煽りだした時は要注意です。

No title

こんな記事がありましたが,これも捏造のようです。既出でしたらすみません。
児童ポルノ:遮断「可能」--原口総務相
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100416dde007010027000c.html
一部抜粋
問題サイトへのアクセスをプロバイダー事業者が強制的に遮断するブロッキングについて、刑法で違法性を問わないと定める「緊急避難(としてなら可能だ)」との考えを示した。総務相が自身の見解を表明するのは初めてで、ブロッキング実施は確実な情勢となった。
↓ソースです。
原口総務大臣閣議後記者会見の概要
http://www.soumu.go.jp/menu_news/kaiken/27728.html
一部抜粋
問:  確認なのですけれども、そうすると、大臣としては緊急避難として許される余地があるというふうにお考えですか。
答:  緊急避難として許される余地があるという、その文書を私は直接見ておりませんので、前後の関係も精査をしてお答えをしたいと思います。
これだけしか言っていません。
ただ,その前の質問の返答に児童ポルノの単純所持規制をすべきと言っているので,意見を送るべきかと。

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プロフィール

日下部 來純

Author:日下部 來純
男 30代 元書店員 ヲタク 無党派(※1)

stop_kisei@hotmail.co.jp @は半角。

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我が国と子ども達の「未来」を守る為に「基本的人権の侵害」と「児童ポルノ禁止法の改悪(※2)」に反対しています。

最優先事項

・「表現の自由」をはじめとする「基本的人権」を守る事

・「リオ宣言案」及び「共謀罪(※3)」を阻止する事

・「インターネットの自由」を守る事

・漫画やアニメーション等の「コンテンツ文化」を守る事

・「警察権力の拡大」を阻止する事

・様々な悪法から「日本」に住む人々の安全を守る事

その他の関心事

・取調べの全面可視化

・セクシュアルマイノリティに対する偏見や差別の撤廃

・性産業従事者に対する偏見や差別の撤廃

・護憲(9条除く)

・脱原発(厳密には減原発)

・脱官僚

※1=「基本的人権」を尊重してくれる議員の多い政党を合理的に判断し支持していきます。

※2=理念そのものに反対はしませんが「単純所持禁止」や「創作物違法化」という非人道的な手段は断固反対です。

※3=妥協案として「長期4年以上の懲役または禁錮の刑に当たる罪」という条文を削除させる事を目標としています。

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